息子の高校受験について書いてみる

我が家の息子の高校受験体験記

過去問題集は必須

過去問は入学試験のほか、資格試験やら大学の定期試験など、試験と名のつくものであれば必須のアイテム。

どんな試験にしてもいきなり過去問に取り組むのではなく、一通りの学習範囲を網羅したあとの実力試し、傾向の分析と対策に使われる事と思います。

志望校についても模擬試験などで実力をはかりながら、夏から秋頃にかけて絞り込まれる事でしょうから、過去問題集が売れるピークもその頃ではないでしょうか?

(私立高校の過去問は4月から順次販売開始されているようです。)

 

さて、高校受験の過去問題集といえば、本屋で良くみかけるのは下記の2社ですね。

声の教育社

東京学参

それぞれ違いはあるのか?というと、問題本編は基本的には一緒。

ただし、各校の出題傾向の分析や難易度表示、解説編などに大きな違いがあるのは想像しやすいかと思いますが、他にもこんな違いがあって、意外と落とし穴です。

著作権の関係で掲載できない問題に違いがある。

特に国語にありがちなのですが、著作権の関係で大問がまるまる一つ掲載されていないケースをチョイチョイ見かけます。

が、A社は非掲載の問題が、何故かB社では掲載されていたり。。(法的に問題がないのか?許可を得て掲載されているのかはわかりません!)

これは大きな違いですが、なかなか気づかない違いかと思います。

掲載できていない場合は目次などに記載されているので2社を見比べた方が良いと思います。

うちの息子は受験用に私立3校を買いましたが、うち1校にそのような状況がありました。

②英語のリスニングの音声が違う。

学校が音声データを配布してくれているわけではありませんので、音声は各出版社が公表されている原稿などを元にして作成されています。

ので、当然そこには違いがでてきます。

うちの息子は東京学参のリスニングが聴きやすいと気に入っていました。

ちなみに、こんな事を言ってはなんなのですが、両社ともインターネット上にデータが公開されてあり、特にパスワードなどもなく聴くことができます。。

③解答用紙も各社作成

こちらも各社がオリジナルで作成したものが別冊で入っていますが、某社はデータのダウンロードができるので繰り返しトライする場合に便利です。(ちなみにこちらも。。。略)

 

うちは神奈川県立と私立3校の4冊を購入しましたが、丁度2冊づつでした。たまたまですが。

②③は前述の通り不便はないですが、①は大きいので要チェックですねー。

 

ちなみに各校の出題傾向についてはネット上にも情報が出ているので参考にすると良いと思います。

https://www.waseda-eg.com/kouju/nyusikeikou/

ここはうちも参考にしていました。

 

##

過去問は12月ごろから本格的に取り組み始め、主に土日祝日の朝から、実際の試験時間に合わせてやっていました。

序盤は傾向分析と弱点対策を行い、終盤戦は本番時の時間配分の取り方などを意識しながら取り組みました。

第一志望校については7年分を3回ほど繰り返しました。初めて挑戦した際は惨憺たる結果でしたが、終盤はその3倍弱の得点をコンスタントにとれるようになりました。

同じ問題を繰り返すのは、時間配分などのテクニック向上のほか、弱点が克服できているかの確認ができますし、徐々に得点が上がる事でモチベーションアップに繋がるという効果もあると思います。

 

ちなみに回答用紙はダウンロードしたものを印刷すれば良いですが、問題の方は問題集をコピーして使うことを忘れずに!

うちは気にせず直接問題集に書き込みをしてしまったため、2回目の時に消しゴムで書き込みを消すのが大変でした。笑

(特に数学は問題に書き込みたくさんしますからねー)

 

また、学校によってはネット上に過去問を掲載しています。うちの息子の第一志望校は最新の1年分だけ掲載されていたので、その年だけはそのデータを印刷して使いました。

過去問題集では誌面を詰めるために数学の問題に余白はないのですが、本物は計算などの書き込みができる余白がとられています。

本物データで初めてやった時は「やり易い!」と感動していました。笑