息子の高校受験について書いてみる

我が家の息子の高校受験体験記

理系脳の鍛錬で数学得点力アップを狙う

以前の記事で書いたとおり、数学は鍛えれば伸びると考え、筋トレの如く、今の能力よりちょっと難しい問題をひたすらときまくる事で解法の引き出しを増やし、ひらめき力をアップさせる事を目指しました。

中3の夏から、とにかく沢山の問題集をこなしましたし、結果もついてきたので良かったのですが、振り返ると問題集の取り組む順番を間違えたかな?という反省点はありましたので、うちの息子が取り組んだ問題集の順番と、こうした方が効果的だったかな?という順番をまず書いておこうと思います。

 

◆うちの息子が取り組んだ順番

①学研 パーフェクトコース問題集 数量・関数編+図形編

https://hon.gakken.jp/book/1130446300

https://hon.gakken.jp/book/1130446400

中3の夏から本格的な受験勉強開始時に取り組み開始。

②文英堂 塾で教える高校入試 数学 塾技100

http://www.nyushi-sugaku.com/nyushi_technic.html

パーフェクトコースの難問に四苦八苦する姿を見かねて途中から並行しての取り組み

③旺文社 国立高校・難関私立高校入試対策 上級問題集 数学

https://www.obunsha.co.jp/product/detail/021661

パーフェクトコース終了後、塾技と並行しての取り組み

④東京出版 高校への数学 2019年5月増刊 Highスタンダード演習

⑤東京出版 高校への数学 2019年8月増刊 攻略!入試問題ベスト100

https://ts-webstore.net/?pid=143869158

https://ts-webstore.net/?pid=144604874

上記の②③の終了後、④⑤は並行しての取り組み

⑥東京出版 高校への数学 解法のエッセンス

直前図形編+関数・座標編

https://ts-webstore.net/?pid=120601263

https://ts-webstore.net/?pid=120602780

④⑤と並行して副読書としての取り組み

 

◆こうしたほうが良かったと思える順番

①塾技100

掲載されている問題数は少ないのですが、入試問題の出題分野毎に解き方、テクニックが丁寧に解説されており、教科書レベルから入試レベルに引き上げる参考書として最適。

受験勉強の入門編として適当な問題集かと思いますので、パーフェクトコースなどの所謂問題集よりも先にこちらから始めたほうが効果的だったかなと思いました。

見開き2ページで1技の構成で時間の配分も計りやすいです。

②上級問題集

難関高校の入試問題をセレクトした所謂問題集ですが、パーフェクトコース問題集と比べて解説が充実しているように思いました。(問題数はやや少なめ)

塾にたよらず自宅学習で難関高校の入試問題に取り組むのにはパーフェクトコース問題集よりも上級問題集のほうが向いていると感じました。

③Highスタンダード演習+入試問題ベスト100

高校への数学シリーズの増刊号は解説も充実しているし、問題毎に難易度と目安の時間が記載されているので学習計画が立てやすいのが特徴。

ただし、高校への数学シリーズは基本的に数学好きな人をターゲットにしているようで、息子曰く「マニアック」だそうで、初心者にはややとっつきにくい印象があります。

色々な問題集をこなして、もっと数学を鍛えたい!というモチベーションがうまれてから取り組むのがよいかな、と思います。

 

パーフェクトコース問題集は外してしまいましたが、問題集とは別の参考書があります。同じシリーズの参考書と問題集をセットで取り組みができるのであれば良いのかもしれませんが、うちの息子のように中3夏からの短期決戦のような状況ではこなすのが厳しいかと思いました。早いうちからじっくりと取り組むのには良いのかもしれません。

 

 

また、高校への数学シリーズは実にたくさんの問題集、書籍があり難易度別に編集されています。志望校のレベルに応じて問題集を選び、レベルアップを計っていくのに良いと思います。

↓こちらに詳しく書かれていますので参考に。

https://www.tokyo-s.jp/products/learning/?scroll=kosu

難易度別の問題集や解法のテクニックが学べるものなど様々です。

特に目で解く幾何シリーズなどは面白いと思いました。

https://ts-webstore.net/?mode=grp&gid=1655618

直前図形編を入試直前に購入しましたが、うちの息子は挫折しました。笑

ゆとりのあるうちに遊び感覚で取り組めると、ひらめき力が鍛えられて良いのかもしれませんね。

 

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とにかく沢山の問題集をこなしてきたと、我が息子ながら感心しきりです。甲斐あって数学は一気に得意科目になったと思います。

不思議と入試終了後も毎朝の数学を継続しています。(細々とですが。笑)

 

数学は英語や国語に比べて多種多様な問題集があると思います。

志望校のレベルと現状の学力の差、それと入試本番までの残り時間で熟せる問題集をしっかりと選択する事が肝要と思います。

そのためにも時間の目安が計りやすい問題集は重宝しました。

あとはやっぱり相性ですね。購入する前に本人が確認する事も大事かな?と思います。