息子の高校受験について書いてみる

我が家の息子の高校受験体験記

志望校選びについて その2

すっかり出遅れ気味につき公立受験にはかなり不利な我が家でしたが、世間一般では公立志望が高校受験のマジョリティである事に間違いはなく、うちの息子も誰が言ったか「公立行くのが勝ち組」とかなんとか。

高校受験案内を熟読し、神奈川県内の公立高校が集まる展示会に足を運び、ドイツ語やフランス語などの第二外国語が選択できる某県立高校を第一志望校とする事に。

内申点の比率が低目、高得点科目の点数が倍になる、面倒な特色検査が無い、というのが決め手でしたが。笑)


ところが、ところがですよ。

「今の内申点では厳しい」というのが学校、塾の見解。こちらとしてはそれでも随分と譲歩したつもりだったのですが。。

正直、これ以上は学校のランクを下げたくはないし、そもそも内申点なんかで進学先を決められたくない。

それに加えて私立併願て何さ?その謎のシステム。それもまた内申点に左右されるという。。


うちの息子はもっと良い高校に行ける!と若干の親バカが発動し、内申点なんて関係ない、学力テスト一発勝負の私立高校オープン受験で良いじゃないか!もう公立受験なんてやめやめーっ。となったのが中3の秋。

ちょうど文化祭のシーズン、いくつかの私立高校の文化祭や学校説明会に参加し、最終的に息子が気に入った某私立高校を第一志望とする事に。

それ以降は「○○高校に行きたい。」と、うちの息子の勉強に取り組む姿勢も明らかに変わっていきました。


偏差値にして5〜10の差はありましたが、半年間、志望校の傾向と対策を考え、日々の計画を綿密に立てながら学習に取り組み、なんとか合格する事ができました。

合格した今だから言えるところもありますが「志望校選びは行ける学校よりも行きたい学校」ですよね。

周囲の意見は様々あるかと思いますが、そのあたりは所謂すべり止め選びの参考にさせて頂いて。

少々上のランクであろうが、行きたいと思う気持ちがあればなんとか頑張れるものだなと、今回の息子の高校受験を通して改めて感じ入りました。